『スクリーン印刷とインキ』


スクリーン印刷は、版支持材として紗(メッシュ)を用い、その上につくられた版画像を通してインキを被印刷体(素材)に転移させ、画像複製をおこなう印刷です。特徴は、インキの膜厚が製版技術によって自由に変えられるので応用範囲がひろく、被印刷体(印刷素材)にあわせたインキを選択することができるので、平面だけではなくほとんど制限なく印刷することができます。

  1. インキの種類(具体的な素材はインキ一覧をご覧下さい。)
    インキの種類は被印刷体(素材)に適合して多くの種類があります。
    分類としては、被印刷体(素材)による分類(ビニール用・紙用など)、インキに使用している主樹脂系(ビニール系インキ・エポキシ系インキなど)、インキの乾燥形態による分類(蒸発・反応型タイプ)などがあります。
  2. インキの組成
    インキは色材(顔料・染料)、展色剤(クリヤー・ビヒクル)及び助剤(添加剤)からなる混合物で、透明あるいは着色された高粘度液体またはペースト状です。
    展色剤は、色を被印刷体(素材)に定着させる役目をはたし、樹脂と溶媒(溶剤・水)からなっています。


「スクリーンインキについてもっと知りたい」という方は下記までお問い合わせ下さい。

(株)プリンターサービス営業部
e-mail:tetsu@ptsvc.co.jp
TEL:044-865-6311


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